鎌倉の光明寺(鎌倉市材木座6)で4月23日、「第12回材木座らくご会~春風亭一之輔独演会~」が開かれる。
中入りに行う抽選会&じゃんけん大会では席亭が毎回異なる野菜のかぶりもの姿で活躍する
同会は地元の落語好きの有志が「サンダル履きで行ける落語会」をコンセプトに立ち上げた団体。落語の楽しさや芸の素晴らしさを家族や近所の人と一緒に地元で味わってもらおうと、同寺院での「らくご会」を年2回、市内のカフェや食堂、クリニックなど小会場での「プチらくご会」を毎月開催している。
同会の波多周さんは「いくらローカルでやるといっても一流の芸を体感してもらいたいので、僕らがいいと思った真打ちを中心に出演を依頼している。一流のはなし家さんは子どもの心をつかむのも一流。もちろん大人もグイグイ引き込まれる」と話す。
同会に2度目の出演となる春風亭一之輔さんは2001年に春風亭一朝さんに入門し、2012年に21人抜きで真打ちに昇進した実力派のはなし家。今回は中入りを挟んで落語2席を披露する。
中入りには「お楽しみ抽選会&子どもじゃんけん大会」を行う。
同寺院は鎌倉時代に創立された浄土宗の大本山で、250畳の本堂(大殿)が会場となる。毎回200人を超える来場者があるという。
波多さんは「地元の会場で地元の人が顔を合わせ一緒に笑うことで、言葉を交わしたことがなかった家族同士が交流するきっかけにもなるはず。子どもは無料なのでぜひ家族で来場を」と呼び掛ける。
開演は17時。席料は前売り2,000円(当日2,500円)。小学生以下無料(事前申込制)。申し込み方法などはホームページで確認できる。