葉山のフレンチが初のスイーツ専門店-湘南の素材を使う

PATISSERIE 葉山庵の店内、ケーキ

PATISSERIE 葉山庵の店内、ケーキ

  • 0

  •  

 アデック(横浜市港北区)は8月15日、「PATISSERIE(パティスリー)葉山庵」(鎌倉市由比ガ浜2、TEL 0467-22-2801)をオープンした。

[広告]

 同店は、同社が経営するフランス料理店「apreciar葉山庵」(三浦郡葉山町下山口)初のスイーツ専門店。店名の「apreciar」(=仏語で「鑑賞する・真価を認める」の意)が同店のコンセプト。メニューは藤沢産ブドウ、藤稔を使った巨峰のタルトや嘉山農園(横須賀市長井1)で生産されたイチゴのケーキなど、湘南の素材を使ったものがメーン。ターゲットは鎌倉在住の主婦のほか、同レストランでの食事利用客およびウエディング客も見込んでいる。客単価は約1,500円。

 同店のシェフパティシエを務める生野剛哉さんは「パン パシフィックホテル横浜」(横浜市)を始め、有名ホテルなどで約20年間修業し、1995年には「東日本洋菓子作品展プティガトー部門会長賞」を受賞している。「素材にこだわっていると、スイーツを作っているときにも生産者の顔が浮かぶ。そうすると自然に素材の味を引き出すようなレシピになる。甘みや酸味、口に含んだ時のフレッシュな香りやスイーツ自体の見た目も楽しんでほしい。湘南の素材を使うことで観光客だけではなく、地元に長く愛されるパティスリーになってほしい」と話している。(写真=PATISSERIE 葉山庵の内観)

PATISSERIE 葉山庵

  • はてなブックマークに追加

湘南経済新聞VOTE

湘南経済新聞にどんな記事を求めますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース