茅ヶ崎のギャラリー「Kalokalohouse(カロカロハウス)」(茅ヶ崎市中海岸2、TEL 0467-58-8331)で5月4日から15日まで、さまざまな創作分野で活躍する7人の作家が作るTシャツを集めた「ワタシノキタイTシャツ展Vol.2」が開催されている。
銅版画家、イラストレーターなど、普段は直接Tシャツ作りに携わらない作家が、テキスタイル作家との出会いをきっかけに、「Tシャツならみんなが作れる」と、Tシャツを合同で展示する同展を企画した。
「フィールドの違う作り手が集まって、見応えのある、しかも着られるものを作る」という趣旨の下、それぞれの持ち味を生かした、作家自身が着たいと思うこだわりのTシャツが100点余り並ぶ。プリントTシャツが主だが、手法はシルクスクリーン、型染め、インクジェット、版画など多岐にわたる。Tシャツにちなんだアクセサリーも展示。作品は販売もする。
参加する作家は、浅野うさぎさん(イラストレーション)、Okaraさん(リメーク)、木村うーさん(テキスタイル)、SIRUPさん(ほうろうアクセサリー)、高根友香さん(銅版画)、Maruuさん(イラストレーション)、矢口加奈子さん(切り紙)の7人。
同ギャラリー代表の木村みどりさんは、「作家たち自身がおしゃれ好き。着るには印象の強すぎる作品ではなく、オリジナリティーがありながら、周囲と調和するTシャツが見つかるはず」と語る。「海のある湘南で、Tシャツは毎日着る必需品。お気に入りを手に入れて、うきうきした心で夏を待ってもらえたら」とも。
営業時間は10時~18時。水曜・木曜定休。入場無料。