葉山・一色海岸に夏季限定「カフェ ド ロペ」-2年ぶりに復活

多くの人々でにぎわう今シーズンの「カフェ ド ロペ ラ メール」

多くの人々でにぎわう今シーズンの「カフェ ド ロペ ラ メール」

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 葉山・一色海岸で夏季限定オープンしてきたビーチハウス「カフェ ド ロペ ラ メール」(葉山町一色)が2年ぶりに復活営業している。運営はアパレル事業を展開するジュン(東京都港区)。

フードメニュー「海南チキンライス」

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 原宿の表参道に1972(昭和47)年に開業し、当時の文化拠点ともなった伝説のカフェ「カフェ ド ロペ」の雰囲気をアレンジした同ビーチハウス。2009年同所に初出店し、東日本大震災による昨年の営業見合わせを経て2年ぶりの復活となる。

 「一色の床達」をコンセプトとする建物は、さまざまな高さの床が重なり合い、ある床はビーチの延長線上、また別の床は都会のバーのイメージなど、それぞれ異なる雰囲気を演出。デザインは、「良い意味で固定概念を崩してくれるような」新しいアイデアを求めてプロ・アマ不問のコンペを実施し、日本大学理工学部の学生による案を採用した。「床の段差に腰掛けるなどの日常の何気ない振る舞いが、このビーチハウスでは違った空間や景色として体験できる」という。

 取れたての葉山野菜も取り入れた主なフードメニューは、「グリルコーン」(600円)、ジャマイカのバーベキューチキン「ジャークチキン」(900円)、異なるソースで味わうシンガポール風チキンライス「海南ライス」、カラフルな野菜をトッピングした「タコライス」(以上1,000円)など。ドリンクでは、同社グループ会社経営のワイナリー「シャトー ジュン」のワイン(グラス=700円、ボトル=4,000円)、「フローズンモヒート」(1,200円)などもそろえる。

 7月28日・29日には、同社グループのブランド「Adam et Rope’(アダム エ ロペ)」によるイベントを予定。葉山の丘の上に建つ白亜のサロン「ロッソ」によるビーチスパ、19世紀フランスの芸術家たちに愛飲され「魅惑の酒」「禁断の酒」とも言われたアブサンをフィーチャーした「アブサン・バー」、国産玄米やトマト、ニンジンなど100%植物性原料にこだわった「ミネハアイス」による特製アイスクリームなどが登場する。

 同店責任者の小山匡志さんは「少しだけ足を延ばせばすぐそこに、クオリティーが保たれた一色海岸がある。一度来ていただければ他との違いがわかるので、ぜひ遊びに来てほしい」と話す。

 営業時間は、平日=11時~21時、土曜・日曜・祝日=11時~22時30分(天候により変更の可能性あり)。8月26日まで。問い合わせはジュンカスタマーセンター(TEL 0120-298-133)まで。

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