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茅ヶ崎に「山原島豚」使う沖縄居酒屋-「町のお肉屋さん」コンセプトに

「町のお肉屋さん」をイメージし店先に設けたテークアウトコーナー

「町のお肉屋さん」をイメージし店先に設けたテークアウトコーナー

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 茅ヶ崎駅南口近くに6月25日、沖縄県産山原(やんばる)島豚をメーンに扱う沖縄居酒屋「ポークマン~肉の王子様~」(茅ヶ崎市共恵1、TEL 0467-50-0015)がオープンし1カ月が過ぎた。

コミック風に仕上げたメニュー

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 「沖縄の人の人情味」にほれ込んだオーナー志村冬樹さん(35)が、2009年の「沖縄酒場 茅ヶ崎ちゃんぷるー」(共恵1)、2011年の「沖縄昭和レストラン 具志堅の家」(寒川町)に次ぐ3店目として開いた同店。沖縄をテーマに据えつつ、異なる趣向を持たせたことについて志村さんは「スタッフが修業を積んで独立することを考えると、店の特徴に違いがある方が望ましいと思った」と話す。

 1階・2階・テラス席を含む店舗面積は約27坪。席数は72席。「古き良き昭和のお肉屋さん」をコンセプトに、店先にはテークアウト対応の対面販売コーナーを設置。「近所の小学生や女子高生が、コロッケやアイスクリームを買って帰れるような雰囲気にしたかった」と志村さん。「串焼き」(各種90円)、「甘い」「辛い」「琉球」など6ジャンル12種類をそろえる「ポテトサラダマン」(280円)、カレーや紅芋味などの丸いコロッケを串に刺した「串コロ」(1本250円)などを店頭でも販売する。

 同店で扱うのは琉球在来種アグーとの交配により生まれた銘柄豚「山原島豚」をはじめとする沖縄直送の食材。主なメニューは、季節の野菜と沖縄そば、または雑炊が付く「しゃぶしゃぶ」(1,380円)、「あぐーのもつ煮」(380円)、「沖縄バリバリSOBAサラダ」(480円)、「海ぶどう」(520円)など。宴会メニューでは、1人300円増しで串焼き・山原若鶏・我那覇の串カツ・山原島豚のつけ麺などが食べ放題になる。フルーツを丸ごと凍らせた「氷結サワー」(480円)、ラムを凍らせた「沖縄ンモヒート」(420円)などのドリンク、沖縄県外では通販以外に出回ることがないという「おっぱ乳業」の「おっぱジェラート」14種もそろえる。客単価は2,400円~2,980円。

 「おがけさまで連日ほぼ満員。店の作りや雰囲気から子ども連れの家族も多く来店している」と志村さん。「義理と人情を大切に、活気ある居酒屋にしていきたい」とも。

 営業時間は17時~翌2時。

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