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茅ヶ崎のギャラリーで陶芸家の個展-のぼり窯で焼いた大きな皿など

彫刻的なフォルムの大型土鍋

彫刻的なフォルムの大型土鍋

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 茅ヶ崎の「アートシー SHOP&GALLERY」(茅ヶ崎市東海岸北5、TEL 0467‐57‐2144)で現在、「飯田浩丈 のぼり窯で焼いた大きなお皿と新作土鍋展」が開かれている。

のぼり窯で焼成した器

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 陶芸家・飯田浩丈さんの作品約60点を集めた同展。のぼり窯での焼成による自然釉(ゆう)を生かした大皿、中皿、小皿、ごはん碗(わん)などの他、土鍋、タジン鍋、パエリア鍋、ごはん釜などの耐熱食器をそろえる。「彫刻的なフォルムと使い勝手のよさを融合させることにこだわりを持ち、食材をおいしく見せ、かつ長く付き合える愛着の湧くデザイン」という。今回で4回目。

 飯田さんは、1965(昭和40)年神奈川県生まれ。1989年、多摩美術大学彫刻科石彫教室卒業。1989~1996年、二科展に毎年出品(95'特選受賞)。その後も各展に出展し、2010年同ギャラリーで初個展を行った。

 同ギャラリーの中村友香社長は「飯田さんはいろいろな作品を作られるが、土鍋を得意とされているので、冬のこの時期に欲しくなる土鍋を中心とした作品展をお願いしている。のぼり窯で焼成した作品は窯の中の灰や炎の加減によりさまざまな色や模様が現れ、そのたびに違った表情を見せてくれる。自分の生活や持ち物にこだわりのある全ての人に来てほしい」と話す。

 開催時間は11時~18時。火曜・水曜定休。1月26日まで。

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