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鎌倉で東北復興支援と防災を考えるイベント 東北のミュージシャンも招き

東北で活躍中のミュージシャンらのライブを行う仮設ステージ(昨年の様子)

東北で活躍中のミュージシャンらのライブを行う仮設ステージ(昨年の様子)

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 鎌倉市役所駐車場(鎌倉市御成町)で3月13日、東北復興支援と鎌倉の防災を考えるイベント「~つなげよう みちのくの未来へ~心をひとつに」が開かれる。主催は3.11ALL鎌倉実行委員会。

飲食ブースでは東北各地の料理が楽しめる。「食べて」支援

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 同委員会は東日本大震災発生以降さまざまな支援活動や震災の教訓を鎌倉にも生かそうと活動している個人や団体が集まり立ち上げた。鎌倉市との恊働で2013年3月に第1回を開催し今年で4回目。毎年3000人~5000人が来場するという。今回は昨年に続き「音楽を通じて東北を感じる」をテーマに東北のミュージシャンや団体を招きライブを行うほか、飲食や物販、パネル展示などを行う。

 メーンステージに上がるのは、福島県浪江町出身の門馬よし彦さん、岩手県大船渡市在住のユニットLAWBLOW、宮城県気仙沼市出身の熊谷育美さん、岩手県立大学さんさ踊り実行委員会の4組。東北を拠点に各地で活躍しているミュージシャンのライブを無料で観覧できる。

 会場の周囲を囲むように配置される飲食ブースでは「サンマつみれ汁」「サンマバーガー」「女川カレー」「浪江焼きそば」のほか、「焼きホタテ」「蒸し焼きガキ」など東北各地の料理、宮城県七ヶ浜町のノリと鎌倉・七里ガ浜のシラスで作った「七七巻き」も販売する。

 昨年も人気だったサンマ塩焼き1000尾の無料配布のほか、東北各地から直送する物産品の販売やバザーなども行う。

 「震災を伝える、防災を知る」コーナーでは市内の団体や個人の活動報告、パネル展示やAED体験のほか、今年初めて消防の協力により50組限定ではしご車の乗車体験を行う。14時46分には来場者全員で黙とうする。

 同会場近くの商工会議所地下ホールでは、鎌倉の防災・減災を考える「第2回鎌倉市中学校防災サミット」を開く。

 実行委員長の中里成光さんは「本格的な復興がやっと始まった段階。これからも私たちにできることはたくさんあるはず。『買う・食す』『伝える』『音楽で感じる』ことで支援し、鎌倉の防災や減災についてもあらためて考えるきっかけにしていただければ」と話す。

 開催時間は10時~15時30分。入場無料。雨天決行、荒天中止。

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