湘南エリアのコワーキングスペース4社が連携し、都内向けのビジネスサービス「WORKATION shonan(ワーケーション湘南)」を発表した。
WORKATIONは、WORK(ワーク)とVACATION(バケーション)を組み合わせた造語。仕事と休暇の中間という意味合いで複数の企業やサービスで使われ始めた言葉だが、会議やアイデア出し、チームビルディングなどの「仕事」をする場所として、湘南エリアのリゾート感のあるコワーキングスペースを活用してもらおうと4社がタッグを組んだ。
参加コワーキングスペースは、逗子の「Coworker's Kitchen(コワーカーズキッチン)」、鎌倉の「Think Space(シンクスペース)」、藤沢の「NEKTON FUJISWA(ネクトンフジサワ)」、茅ヶ崎の「チガラボ」の4社。
「働き方改革を旗印に、これまで湘南で働いていた人たちのような多様なありかたが認められ始めた。まずは都内のベンチャーなどに投げかけ、働き方を変えていく。湘南の空気のなかで、いつもの仕事や会議にクリエイティビティをもたらすことができれば」とは、チガラボ代表の清水さん。
参加企業には、朝から必要に応じた会議室などのオフィスサービスを提供するほか、会議に入る前に精神を統一するためのヨガや座禅などのアクティビティー、ミシュラン掲載店のグルメランチ、さらには会議後のエンターテインメントまでをセットにしたサービスを企画中だという。