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江の島の洋食カフェで旅に関する写真展-ブッククロッシング普及の一環で

古民家カフェで、世界中を旅する本の普及を目指した写真展を開催

古民家カフェで、世界中を旅する本の普及を目指した写真展を開催

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 鎌倉・江ノ島駅近くにある古民家の洋食カフェ「日月日(にちげっか)」(藤沢市片瀬1、TEL 0466-52-5047)で4月23日、本が人手を伝って世界中を旅する「ブッククロッシング」の普及活動の一環として、旅に関する写真などを展示するイベント「旅する本。旅する私。」が開催される。

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 ブッククロッシングとは、本が人と人を結びつけ、場所を移動しながら世界中を旅するもの。譲りたい本に指定のIDを付け、公式ゾーン(駅やカフェや空港などの本の置き場)に置くと、そこを介して人手に渡っていく。インターネット上ではその本の行方なども閲覧することができる。2001年にアメリカで始まり、日本でも150カ所ほどのゾーンがあり、会員数は5,300人を超えている。

 同店も公式ゾーンの一つ。オーナーが元旅行会社勤務で、世界各地の雑貨を販売したり、旅の情報などを発信していることからも、「ブッククロッシングを本や旅にまつわるコンテンツの軸としていきたい」と考え、同活動に参加することになった。

 当日は、登録する本を持参した人にコーヒーを割引で提供。旅好き、写真好きな人が集まり、「等身大の旅の楽しさが伝わる、アジア、南米、ヨーロッパなどの写真とエピソード」を展示する。店内には現在、20冊ほどの登録本を置いている。

 「予期せぬ本と予期せぬ場所で出会う人と本との偶然の出合いによって、読書の楽しさを知るきっかけとしてもらえれば」と同店の雨宮さん。

 営業時間は11時~18時。写真はゴールデンウイーク中、展示する予定。

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