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茅ヶ崎に震災避難者の交流の場-神奈川に転学した中高生の会が開く

SDCハートマミーズ 内部の様子

SDCハートマミーズ 内部の様子

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 震災で神奈川に転学してきた中高生の会「SDCハート願いを叶える会」は、母親や高齢者の交流の場として2月18 日、「SDCハートマミーズ」(茅ヶ崎市東海岸北2、TEL 0467-82-0678)をオープンした。

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 SDCハートという名称は、「S=スマイル」「D=ドリーム」「 C=チャンス、チャレンジ」の頭文字に、「故郷を思う心」という意味のハートが付く。震災と原発で、神奈川県内に避難し転校を余儀なくされた中高生を対象に自立支援を目的とした市民団体で、2011年4月に発足。

 同サロンは、同会の保護者会で話している中、「避難者同士で気兼ねなく話ができるところがあるといいねということから始まった」とスタッフの一人の八島国子さん。

 「現在は避難者のサロンとしての運営だが、地域とのつながりを持ち、支援してくださる人、民間団体との連携、茅ケ崎市行政との連携など、マミーズとしては避難者の方とのパイプ役になれたらと思っている。避難者だけでなく地元の方にも利用いただいている」と話す。

 利用時間は10時半~15時半(土曜・日曜・祝日休み)。

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