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鎌倉文学館でバレンタイン企画-「愛の言葉おみくじ」や「実篤チョコ」も

「愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン」の過去の展示の様子

「愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン」の過去の展示の様子

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 鎌倉文学館(鎌倉市長谷1)で2月1日から「愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン」が開催される。

太宰治のおみくじ

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 バレンタインをきっかけに文学に親しみを持ってもらうことを狙いに、2011年から開いている同展。今年は、昨年約1500人が参加して好評を得た「文豪の愛の言葉おみくじ」を、作家の人数を増やすなどしてバージョンアップ。あらためて作家と作品を調査し、新たな言葉を選んで紹介するという。夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、川端康成ほかの「うっとりするような言葉、ちょっと笑ってしまう?言葉、切ない言葉などさまざまな愛の言葉を選んでいる」という。

 展示中の作品で、恋や愛に関するものにはその一部を引用したパネルを付け、より多くの言葉を楽しんでもらえるようにし、作家の恋愛エピソードなども紹介している。岡本かの子の歌に岡本一平画の短冊(夫婦の共作)も初展示する。

 さらに、今回初めての企画として「実篤(さねあつ)チョコ」を用意。調布の武者小路実篤記念館で毎年バレンタインの時期に限定販売され売り切れになる人気グッズだが、「より多くの方に知ってもらいたい」と、同館での販売が決定した。絵柄は2種類で、浅黄色の箱には「仲よき事は美しき哉」の書とかぼちゃの絵、クリーム色の箱には「天に星 地に花 人に愛」の書と赤いツバキの絵があしらわれている。

 「恋人同士やご夫婦はもちろん、皆さまにお楽しみいただきたい。言われてみたい言葉や、言ってみたい言葉を探しながら見学いただければ」と学芸員の山田雅子さん。

 開館時間は9時~16時30分。入場料は一般300円ほか。2月14日まで。月曜休館。

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