ハープ奏者のアレクサンダー・ボルダチョフさん(ロシア出身、スイス国籍)によるハープリサイタル「平和への祈りを51本の弦に乗せて」が5月24日、藤沢の龍口寺(藤沢市片瀬3)本堂で行われる。
ボルダチョフさんは1990(平成2)年、ロシア・サンクトペテルブルク生まれ。5歳でハープと作曲を始め、8歳で国際デビュー、ロシアはじめヨーロッパ各国で多数の賞を受賞している。これまで65カ国以上で演奏活動を展開し、指導者としても各国より招聘(しょうへい)されている。ハープの持つ可能性を広げるためにジャンルを問わずハープのために編曲し、その数は既に300曲を超えている。2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降は「反戦・平和コンサート」を世界各地で行い、2025年は念願の日本での協奏曲デビューも高関健さん指揮の群馬交響楽団と実現した。
当日は、スペシャルゲストにバイオリニストの松本紘佳さんを迎え、ハープ独奏でビバルディ作曲「四季」、バッハ「トッカータとフーガ」、バイオリン独奏で、バッハ「シャコンヌ」、イザイ「バイオリンソナタ第4番」、2人の二重奏でエルガー「愛のあいさつ」、クライスラー「愛の悲しみ」などを演奏する。
主催する一般社団法人「愉音」代表理事の松本有理江さんは「1832年に完成した、ケヤキ作り銅板ふきの大本堂の静謐(せいひつ)な空間に響くハープとバイオリンの黄金の調べを聴くことは、まさに一期一会、唯一無二の体験になる」と話す。
13時開演。料金は、プレミアム席=1列目8,000円、2列目7,000円、一般自由席=5,000円、ペア席=9,000円。学生自由席(就学以上)=2,500円。