創業110周年「大船軒」創業者の物語を上演-鎌倉芸術館

5月15日に上演される「大船軒物語 三幕 あわふねの夜明け 維新伝」ポスター

5月15日に上演される「大船軒物語 三幕 あわふねの夜明け 維新伝」ポスター

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 「鯵の押しずし」で知られる「大船軒」(鎌倉市岡本2、TEL 0467-44-2005)創業当時を描いた「大船軒物語 三幕 あわふねの夜明け 維新伝」が5月15日、地元劇団により鎌倉芸術館小ホール(大船6、TEL 0467-48-5500)で上演される。

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 同作品は、鎌倉を題材にした作品を手がけ、過去に「江ノ電物語(極楽寺の巻)」「鎌倉鉢の木物語」などを発表した劇団「湘芸」が上演するもの。同劇団の申し出に対し、今年で創業110周年を迎える同社が応じて上演が決まった。

 内容は、鉄道の開通とともに大船駅が開業し、同社創業者の冨岡周蔵さんが、同駅構内で輸入ハムを使用した日本初の駅弁サンドイッチの製造・販売をしたことに始まり、それがきっかけでハムの自家製造を思い立ち、「鎌倉ハム」を設立。その後、相模湾で獲れる「鯵」に注目し、「押しずし」として新しい駅弁の開発に成功するまでを描く。

 同社総務部の星路昭さんは「上演ホール内で『大船軒の歴史』パネル展も実施する。ぜひ見にきてほしい」と話している。

 開演は18時30分で、上演時間は約2時間。チケットは、前売り券=2,700円、当日券=2,900円。

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