願いを込めた約3000の「祈願ろうそく」ともす‐年末の鎌倉・長谷寺

鎌倉・長谷寺の境内にともされた約3000の「祈願ろうそく」が境内をてらす。

鎌倉・長谷寺の境内にともされた約3000の「祈願ろうそく」が境内をてらす。

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 鎌倉・長谷寺(鎌倉市長谷3)で12月31日、1年を振り返って感謝の気持ちを表す法要「除夜会(じょやえ)」および、約3000の祈願ろうそくに火をともす「万灯祈願会(まんとうきがんえ)」が開かれる。

鎌倉・長谷寺で12月31日、一般参拝者が願いを込めた約3000の「祈願ろうそく」がともされる。

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 同寺には、毎年約1000人ほどの観光客が訪れる。深夜11時30分から開門し、一般参拝者向けに「除夜の鐘」を突くための整理券を先着108名に配布、当山僧侶が突いたあとに一般参拝者が鐘を突く。

 万灯祈願会は、今年で3回目。秋頃から一般参詣者に頒布した約3000の願いが書かれた「祈願ろうそく」を同寺職員が境内に並べてともし、鐘の音が響く中、ろうそくの灯りの前で祈願法要が執り行われる。「ライトアップされた境内に佇む伽藍(がらん)は荘厳な雰囲気を醸し出す」という。

 同日23時30分~1月1日8時までは無料で拝観可能。境内の見晴台からは、初日の出を拝むことができる。

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