江ノ電「1000形」車両が30周年-復刻車両カタログ付き入場券発売

江ノ電「1000形」車両がデビュー30周年。当時、関係者向けに作られた車両カタログを復刻し、表紙に4駅分の入場券をセットし限定販売している。

江ノ電「1000形」車両がデビュー30周年。当時、関係者向けに作られた車両カタログを復刻し、表紙に4駅分の入場券をセットし限定販売している。

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 江ノ島電鉄は現在、江ノ電「1000形」のデビュー30周年を記念した「入場券」を限定販売している。

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 1000形は、1979(昭和54)年から1987(昭和62)年までに6編成12両が導入された。当時の江ノ電では48年ぶりの新車導入として話題になり、「ブルーリボン賞」を受賞している。1982(昭和57)年、2次車「1101-1151」が同社初の冷房車として運行。1986(昭和61)年~1987(昭和62)年には、4次車「1501-1551」「1502-1552」に電気ブレーキ、ディスクブレーキが装備され、車体に赤とオレンジの帯を配したことから「サンライン号」と命名された。サンライン号と1次車「1001-1051」などは現在、復元塗装されて運行している。

 同入場券は、デビュー当時、関係者向けに配布した「車両カタログ」を復刻し、表紙に藤沢・江ノ島・極楽寺・鎌倉各駅の入場券を4枚セットしたもの。カタログには、車体の外観、車内の内装、床下機器、屋根上機器、 台車、運転室機器などの写真と説明を記載する。12月12日にはデビュー30周年を記念した撮影会が行われ、1,000人を超える参加者が集まり、同入場券の先行販売も行った。

 販売数は、サンライン号の車体番号である「1501-1551」のちなみ1,551セット限定。価格は700円。

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