平塚駅南口近くに7月10日、「くつろぎ」をテーマにしたカフェ「八重咲アパートカフェ」(平塚市八重咲町7、TEL 0463-73-8637)がオープンした。
平塚でフリーで広告代理業を営んでいた梯さんが開業した同店。「地方なのに都心にあるようなおしゃれな店で、アットホームで誰でも気軽に入れる」行きつけのカフェから発想を得て、自分でも同様のカフェを手掛けたいと開店した。
店舗面積は33坪で、席数は30席。店内は、茶色や黒、アイボリーなどの落ち着いた色調で統一し、「ゆったりできるように」と席数を少なめにした。さまざまジャンルの本や雑貨を並べた本棚を置くほか、無線LAN環境も備え、パソコンも無料で貸し出す。
メニューは、「スカロッピーニ」(豚ヒレ肉とレモン炒め)などイタリアン中心に30品目ほど、酒に合う軽食や、ビール、カクテルなど20種ほどのアルコールも用意する。ランチは「選べるパスタ」(880円)、「ハンバーグ」「ハヤシライス」(各980円)などをドリンク付きで提供。コーヒーは大磯の自家焙煎(ばいせん)コーヒービーンズマート「オイコス」(中群大磯町)から仕入れ、豆からひいて1杯ずついれている。ブレンドコーヒーを使った「ゼリーコーヒー」(450円)なども。
「平塚に落ち着いたカフェがなかった。閑散としている南口側を活性化し街作りに役立てたら」と梯さん。「今後は同じ南口側の雑貨店やアーティストと組んで、展示会やライブ、ギャラリーとしても活用し、いつも何かやっている店にしたい」とも。
営業時間は11時~21時。