鎌倉の定食店で山形ローカルフード「肉そば」-地域の食文化交流で

山形河北町発祥、あっさり鶏だしに太い田舎そばの「肉そば」

山形河北町発祥、あっさり鶏だしに太い田舎そばの「肉そば」

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 鎌倉・若宮大路通り沿いの食堂「cobakaba(コバカバ)」(鎌倉市小町1、TEL0467-22-6131)は現在、夏季限定メニューとして山形のローカルフード「肉そば」などを提供している。

山形出身・葉山在住の山川さんによる山形スローフード「ふくや」が料理を手掛ける

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 「誰でも入りやすく、人が集まる温かく楽しい食卓」をテーマに定食を中心に提供している同店。4月から毎週末、夜の営業も開始した。今回、山形出身・葉山在住の山川さんから、「地元山形のローカルフードを鎌倉で紹介したい」と提案があり、地域の食文化の交流をテーマにした夏季限定イベント「~Local Food Session~」として、夜メニューで提供することにした。

 実店舗はないが、野外フェスなどのイベントで出店経験がある「ふくや」がメニューを手掛ける。食材などはすべて山川さん自身が山形から仕入れている。山形県河北町で発祥したとされる「肉そば」は、鶏だしに太い田舎そばを合わせたもの。「鳥中華」は同県天童市のそば店の定番メニューで、中華そばに親鶏チャーシューや三つ葉、ネギ、揚げ玉、ノリなどをトッピングする。

 メニューは、「つったい・あっつい肉そば」(各700円)、「つったい・あっつい鳥中華」(各850円)、「山形だしごはん」「親鶏炊込みごはん」(以上350円)、「山形の日本酒」(500円)、「だし豆腐」や「山形のおつけもの」なども。

 「自分たちの住む街や暮らしを大切にしながら、そこから生まれる食文化を交流することで楽しみはさらに広がると思う。今後もさまざまな地域の食文化をこの小さな食堂で紹介していきたい」と同店の内堀さん。

 営業時間は18~22時(土曜・日曜は21時まで)。水曜・第3火曜定休。提供は8月31日まで。土曜・日曜は同店の定食も提供する。

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