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サザンビーチで2年ぶりに花火大会 全国で中止になった花火玉も再利用

2000発の花火がサザンビーチを美しく彩った

2000発の花火がサザンビーチを美しく彩った

 「第52回サザンビーチちがさき花火大会」が8月1日、サザンビーチちがさき(茅ヶ崎市中海岸4)で開催された。茅ヶ崎市と茅ヶ崎市観光協会が初共催し、2年ぶりの開催となった同大会の会場には約5万5000人が訪れた。

サザンビーチで2年ぶりに花火大会 全国で中止になった花火玉も再利用

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 今年はキリンビールが展開する「晴れ風ACTION 未来につなぐ希望の花火 2026」の一環として、全国で打ち上げられなかった花火玉を集め、別の地域で打ち上げる企画を実施。

 同企画はコロナ禍に全国の花火大会が中止された際に起案され、昨年の「EXPO2025大阪・関西万博」で初開催された。その際、同年、荒天で大会を中止した茅ヶ崎市も花火玉を託したことを受け、今回は同市が会場に選ばれた。

 当日16時からは、同市役所分庁舎で関係者による決起会も開かれた。登壇した佐藤光市長は「昨年のわれわれと同じく、中止になって残念な思いをした人たちの花火を咲かせる機会をつくれてうれしい」と話した。同市観光協会会長の桐山章伸さんは、「昨年は津波注意報と2つの台風接近により、開催4日前に中止を判断した。今日は2年ぶりの開催であることに加え、初のドローンショーを楽しんでほしい」と話した。

 「晴れ風 ACTION PR 事務局」は、独自にまとめた「全国花火大会白書 2026」から全国の花火大会の現状を報告。全国の9割以上の大会運営者が運営に課題を抱えており、過去5年以内に約4分の1の花火大会が中止・規模縮小に追い込まれていることを伝えた。原因のトップ2は資金不足と人手不足。花火大会の開催費用が過去10年で約34%高騰していることや、花火師の高齢化などを挙げ、この事実を生活者の22.8%しか知らないという社会的認知度の低さから、「花火大会は、誰かがやるのが当たり前でなく、地域と市民が一体になって自分たちでやるものという意識改革をしなければ存続は難しい」ことを強調した。

  「晴れ風ACTION」担当者は、「2024年から今年7月末までの寄付金額は2.5億円を超えた。今後も商品の売り上げの一部を活用し、日本の風物詩である桜と花火大会の保全・継承に取り組んでいくつもり」と話す。

 今回、特別協力として花火玉を提供したのは、須賀川市釈迦堂川花火大会(福島県)、とねふるさと風のまつり・老神温泉納涼花火大会(群馬県)、播州成田山夏祭り(兵庫県)、福島港花火大会(宮崎県)の4大会。

 当日は予定通り、19時20分に打ち上げを開始。全国から寄せられた「復活の花火」を含めたスターマインなど約2000発が茅ヶ崎漁港防波堤から打ち上げられ、夜空と海面を彩った。茅ヶ崎名物の「水中孔雀」が打ち上げられると、会場からは大きな歓声が湧いた。

 打ち上げ花火に続き、ドローンショーも開催。500機のドローンで、夜空にキリンビールのロゴマークやグラスに注がれたビールなどが浮かび上がると、大きなどよめきが起きた。ほかにも、「花火大会を未来に残そう」などのメッセージが浮かぶ度に、来場者から拍手が送られた。

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