平塚に大衆食堂風「バール」-地産地消目指し新鮮・低価格メニューに

新鮮な地元の食材を使って低価格なメニューを提供する大衆食堂「紅谷町BQバール」がオープン。

新鮮な地元の食材を使って低価格なメニューを提供する大衆食堂「紅谷町BQバール」がオープン。

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 平塚に4月19日、新鮮な地元の食材を使って低価格なメニューを提供する市場の中の食堂をイメージした大衆バール「紅谷町BQバール」(平塚市紅谷町、TEL 0463-73-5389)がオープンした。

新鮮な地元食材を使った低価格なメニューの大衆食堂風バール

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 湘南地域の生産物を飲食店や消費者につなげていく事業を展開する「ロコロジ」(藤沢市西富)の1号店となる。「生産物がその地域内で消費されるという流通が失われ、大量流通によりいつでもどこでも同じ野菜・魚を買えるのは『本質的な旬』ではない」とオーナーの常盤さん。少しでも地産地消される仕組みを構築するため同店を開業した。出店場所に平塚を選んだのは、「藤沢や鎌倉などに比べ観光客であふれることなく、昔ながらの商店街も健在なこの街で、酒場という形態で地域密着の商売をしたかったから」。

 店舗面積は19坪。席数は店内30席、スタンディング8席。野菜は、藤沢・平塚・秦野にある10軒ほどの生産者から、魚は平塚漁港の定置網の船長さんから直接仕入れている。

 フードメニューは45品前後で、週替わりメニューが5~7品ほど。地鶏野菜のオムレツ(280円)、平塚漁港のFish&Chips、ハチノスや豚小腸などをトマトで煮込んだ「BQ名物 赤のモツ煮」のほか、「今週の野菜」を使っクレームブリュレなどのスイーツも用意する。ドリンクは、季節のビールやワイン、カクテルなど70品ほどを取りそろえた。「新鮮な食材を安く提供する」というコンセプトの下、メニューの価格は280円~580円が中心。客単価は2,500円を見込む。

 6月ごろから、ヨーロッパの広場で開かれるマルシェのような雰囲気で、野菜や魚だけでなく、花やパニーニ、エスプレッソなどを提供する「移動マルシェ」の展開も予定するという。

 営業時間は16時~23時。

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