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鎌倉の地魚料理店「池田丸」が稲村ケ崎に2号店-テラスも

稲村ケ崎を望むテラスからの眺め

稲村ケ崎を望むテラスからの眺め

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 鎌倉・腰越で釣り船屋と地魚料理店を兼ねる「池田丸」が昨年12月23日、稲村ケ崎に2号店を開いた。畳敷き中心の本店に対し、同店はテーブル席。春にはテラス席も開放する予定。

日替わりの「刺身定食」。この日はスズキ、クロダイ、タチウオ、ホウボウの盛り合わせ

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 池田丸・腰越本店は保有する漁船の名をそのまま店名にし、1998年に開業した。「池田丸」で釣り上げた魚と、鎌倉沖定置網で捕った魚を中心に、鎌倉と腰越の漁場から仕入れた魚だけを提供している。

 腰越本店は、1階が店舗で、2階・3階が50席ほどの食事スペース。そのため、「次第に手狭になってきていたので、以前から近くで2号店を開きたいと思っていた」と社長の池田威知朗さん。

 稲村ケ崎店の店舗面積は約600平方メートル。1階は駐車場(13台)で、2階が52席。3階は今後、個室や団体向けなどに整備していくという。テラス席の眼前30メートル先には稲村ケ崎の海が広がる。さらにその先はシラスの好漁場で、「自分では日本一漁場に近いシラス料理屋だと思っている」と池田さん。息子の池田篤彦さんが店長を務める。

 代表メニューは、その日水揚げした魚だけを盛り合わせた「刺し身定食」(1,570円)と「天ぷら定食」(1,360円)、シラスのかき揚げと畳イワシ、釜揚げシラスが付いた「シラス定食」(1,260円)など。本店と同じ素材を使っており、メニューもほぼ同じ。

 「地魚料理店と言っても、本当に地魚だけで営業している店はほとんどない。地魚を集めるというのは本当に大変で簡単にはできない」と池田さん。「お客さまには本物の地魚で旬の魚を食べていただきたい」とも。

 営業時間は11時30分~21時。

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