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新江ノ島水族館で3D「深海」体験-東京工科大と「深海シミュレーター」開発

アクアダイブの画像

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)で2月3日から、「深海シミュレーター『aqua dive』で深海の世界をのぞいてみよう!」が開催される。

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 今回が初公開となる体験型学習コンテンツ「aqua dive」で、3DCGで作られた深海を探検。有人潜水調査船「しんかい2000」が「見て」きた深海の世界をバーチャルで探検するというもの。深海の中でも特徴的な3つのエリア「湧水域」「熱水域」「鯨骨域」を見ることができる。実際に深海へ行ったことのあるえのすいトリーターが監修して、各エリアを再現している。

 今回の開発は、同館と東京工科大学「aqua project」が共同で行った。同館は過去に同大とは、CGを利用した体験型学習コンテンツの開発を行ってきた。同館では、昨年7月に「しんかい2000」の展示を開始したが、なかなか見せることのできない深海の様子を来館客にどう伝えるか悩んでおり、「映像を見せるだけでは伝えきれない」として、探検してもらい深海の様子を伝えることができないかと同大へ持ちかけたところから「aqua dive」プロジェクトが始まったという。

 「当館深海チームの熱意と、東京工科大学の学生による技術によって、水族館のスタッフだけはできなかったコンテンツができた。『しんかい2000』のパイロットでなくても深海を探検できるチャンス」と同館・企画チームの齊藤麻奈美さん。

 参加無料(別途、水族館入場料が必要)。2月11日まで。

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