江の島(藤沢市江ノ島2)で現在、島内に1000基の灯籠を設置するイベント「江の島灯籠2026」が開催されている。
取材時の会場は灯籠や色とりどりのライトアップに彩られ、浴衣姿のカップルや学生グループ、バックパックを背負った訪日客らでにぎわっており、日没を過ぎた19時には、江の島シーキャンドルのエレベーター前に長蛇の列ができていた。スペインから観光で訪れた家族連れは「友人に勧められて来た。ランタン(灯籠)がきれいで、とても気に入った」と話していた。
日本夜景遺産と関東三大夜灯(よあかり)にも認定された同イベントは今回で19回を迎える。昨年は夏休み期間内に開催したが、今年は開始時期を2週間程度遅らせ、9月23日まで開催する。
会期変更の狙いについて、江ノ島電鉄観光事業部課長の阿由葉圭介さんは「暑さ対策の観点と、日の入りが少しでも早い時期になることで灯籠の明かりを鮮明に感じてほしいと開催期間の変更に踏み切った」と話す。今年はシルバーウイークが大型連休になることもあり、「多くの人に来てほしい」と期待を寄せる。
灯籠は毎年同じものを修理しながらリユースしているが、一部を新たなデザインのものに差し替えるなど、リピーターも楽しめるよう工夫しているという。今年はサムエル・コッキング苑に高さ約5メートルの巨大灯籠「天空の灯(あか)り」を設置した。
阿由葉さんは「地元の人には、比較的ゆとりのある平日の夜に来てもらえたら。幻想的な光の空間で夕涼みをしながら、夏の思い出をつくってほしい」と来場を呼びかける。
点灯時間は18時~20時30分(土曜・日曜・祝日は21時まで)。雨天・荒天中止。