俳優・穂高さんによる一人芝居「穂高一人芝居『Bedroom』」が10月2日~4日、フジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢2)屋上のルーフトップシアターで上演される。
藤沢・名店ビルで一人芝居「Bedroom」 不登校体験をモチーフに
同作品は、穂高さん自身の不登校体験をモチーフに制作した一人芝居。昨年、日本大学芸術学部演劇学科の個人卒業制作として初演した作品の構成を一部変更し、レクリエーション版として再演する。Landscape THEATRE が運営する391シアタープロジェクトの協力により、今回の上演が実現した。
同作品制作の背景にあるのは、穂高さんが学校に行けず不登校だった当時に感じた「世界は自分を見ていない」という「非接続感」だという。同作品を野外という開かれた空間で上演することで、かつてかなわなかった「ベッドルームと世界の接続」を試みる内容になっている。
公演は、穂高さんの個人的な体験に基づく3本の戯曲で構成。穂高さんへのヒアリングを経て、劇作を磯部美波さん、藤田澪さん、山内琉大さんが執筆。舞台作家で創作カンパニー「よた」主宰の上村陽太郎さんが構成・演出を担当する。3人の劇作家による作品を1人の演出家が統合することで、穂高さんの記憶を多角的に描きながら、一つの身体と連続性を持つ作品に仕上げたという。
穂高さんは「街、空、海に開かれたフジサワ名店ビルの屋上で『Bedroom』を上演できることが、何よりもうれしい。誰にでも閉じこもっている瞬間はあって、この作品がそれら全てのための上演になってほしい。この場所でしか見られないものを見てほしい」と話す。
上村さんは「つまずいたり、うまくいかなかったり、それでも前を向こうとする、そんな日々に生きる人にこそ見てほしい」と話す。
開演は、2日=18時30分、3日・4日=14時・18時。料金は、一般=3,000円、 U29(29歳以下)=2,000円。