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藤沢で介護・福祉ロボット展示会 プライバシー守る見守りシステムも

見守りシステム「pakemo」を紹介する新生電子のブース

見守りシステム「pakemo」を紹介する新生電子のブース

 介護・福祉の現場向けロボットやICT機器を集めた「介護・福祉ロボット大集合」が9月25日、ロボット企業交流拠点「ロボリンク」(藤沢市藤沢)で開かれた。主催はロボリンク、協力はかながわ福祉サービス振興会。

基調講演する「ごぼう先生」ことやなせひろしさん

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 ロボリンクは、神奈川県が藤沢駅北口近くに設けたロボット企業の交流拠点で、湘南産業振興財団が運営を受託する。同イベントは、職員の高齢化や人材不足が続く介護福祉業界で、業務負担の軽減につながる支援ロボットやICT機器の導入を後押ししようと企画した。会場のショールームには21社が出展し、見守り、入浴支援、歩行支援、コミュニケーションなどの機器を並べた。来場者は実機に触れながら、各社の担当者に導入のポイントや運用方法を尋ねていた。

 セミナールームでは、SNSで「ごぼう先生」として知られるやなせひろしさんが「業務負担を減らし、笑顔をつくる秘訣(ひけつ)」と題して基調講演を行った。善光総合研究所の田村孝司さんは、ケアの質と生産性の向上を両立させる介護テクノロジーの現場実装をテーマに講演した。

 出展企業の一つ、新生電子(兵庫県尼崎市)は見守りシステム「pakemo(パケモ)」を紹介した。居室に設置する見守りセンサーにサーモカメラを使い、利用者の姿を人の熱分布の画像として捉えるのが特徴。顔や部屋の様子を鮮明に写さないことでプライバシーに配慮しながら、寝ている、座っている、立っているなどの姿勢や動きを検知し、離床や転倒などの異常を介護スタッフのスマートフォンに知らせる。

 サーモカメラのため、消灯後の夜間でも昼間と変わらず検知できるという。カメラの向きを変えられるため、設置や移動も簡単にできる。スタッフルームの管理パソコンでは、複数の居室の状態を一覧で確認できる。

 同社新事業推進部の山本治部長は「福祉関連団体が運営するロボット協議会にも参加し、これから必要な人や施設にこのシステムを広げていきたい」と話す。

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