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藤沢・名店ビルで若手アーティスト6人の展覧会 都市と風景テーマに

アーケードゲームの中で再現されるフジサワ名店ビルの観覧車

アーケードゲームの中で再現されるフジサワ名店ビルの観覧車

 湘南藤沢地区にゆかりのある若手アーティスト6人による展覧会「新世紀391(さんきゅういち)街区」が10月24日から、フジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢2)で開かれる。企画はアーティスト・コレクティブ「あそこで愛されて、あそこで別れた」。Landscape THEATRE(ランドスケープシアター)が運営する391シアタープロジェクトのレジデントアーティストとして行う。

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 同ビルは高度経済成長期に建てられ、「郊外の発展の象徴」として地域に親しまれてきた。同展では、再開発計画により2031年での営業終了が予定されている同ビルを舞台に、若手アーティストらが「21世紀の都市と風景」をテーマに作品を発表する。

 企画した同コレクティブは、菊地晴さんと永田一樹さんが2024年に湘南で結成した。コレクティブ名は、ちあきなおみさんの楽曲「夜間飛行」の歌詞から引用したという。

 期間中、同コレクティブは、「名店ビルに海を見せる」をテーマに、同ビル・中2階で複数のブラウン管テレビを用いた映像インスタレーションを発表するほか、2階のゲームコーナーでは、同ビルの内部を3DCGアニメーションとテキストと共に探検するアーケードゲームを展示し、来場者は実際にプレーできる。5階では同ビル開業前日の新聞広告から着想を得た横断幕の作品も展示する。 

 このほか5階では、家入嘉寿馬さんが「幽霊」をテーマに制作した絵画とドローイングを展示するほか、茅ヶ崎生まれの笠原莉花子さんは、湘南で長年暮らす認知症の祖父や視覚障害のある女性へ取材した作品群を中2階で展示する。

 6階では鈴木創大さんの体験型作品「空オケ」を再展示し、参加者は上空を飛ぶ航空機のデータを使ったカラオケを体験することができる。11月3日と8日には、7階屋上で伏見太杜さんが藤沢駅周辺の環境音を用いたアンビエント音楽のライブを行う。

 菊地さんは「高校時代に親しんだビルが、もうすぐなくなる。その事実を前にして、悲しんだり、懐かしんだりするだけではなく、自分たちの世代の視点でこの場所を再解釈したいと思った」と話す。

 開催時間は10時~20時。入場無料。11月8日まで。11月3日・8日のライブは15時~19時 (予定)。予約不要。入場無料。

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