茅ヶ崎で国内初の女子アウトリガーカヌー大会-体験会や交流イベントも

6人乗りアウトリガーカヌーをこぐ女性パドラー

6人乗りアウトリガーカヌーをこぐ女性パドラー

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 茅ヶ崎・中海岸地区のヘッドランド付近で8月1日、国内初となる女性だけのアウトリガーカヌー大会「Women’s Paddle Meet Ho’aikane」が開催される。主催はNPO法人パシフィックビーチクラブ(茅ヶ崎市東海岸南6)。

安定性を増すために転覆防止の浮子を装着したアウトリガーカヌー

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 同NPOは「今一つ敷居が高いオーシャンアクティビティーを、誰もが手軽にいつでも楽しめる環境を整え、単なるレジャーの域にとどまらず海辺に暮らす人々のライフスタイルとなる活動を提案」することを目的に昨年4月に発足。海洋状況に合わせて、アウトリガーカヌーやサーフボードの上に立ってパドルでこぐスタンドアップパドル、サーフィンなどのオーシャンプログラムを開催している。

 開催理由について、同法人女子チーム所属の安智絵(やすともえ)さんは「アウトリガーカヌーを含め、マリンスポーツはどうしても全体活動人数では女性の方が少ない傾向があるが、一度始めると一生懸命取り組む人が多いのも女性。男女一緒の大会では男性のレベルや人数に圧倒されがちな女性たちが主役となって、伸び伸びと競技できる大会があってもいいと企画した」と話す。

 大会名は、「各所属クラブに分散している女性パドラーが交流を深め、この大会を機に将来的に多くのパドルする女性たちを巻き込んでいきたい」との思いから、「Women’s Paddle Meet」と、ハワイ語で「友達になる」の意味を持つ「Ho’aikane(オーアイカネ)」を組み合わせた。

 開催種目はOC6(6人乗り)/3キロ(決勝は5キロ)、OC6/フリリカバリー(反転したカヌーを起こし再び走らせる)競争、スタンドアップパドルリレー(チームから4人選抜、ボードは12フィートまで)の3種目。競技規定はチーム6人全員女性であれば年齢不問で、道具やステアーマンの相談にも応じるという。

 昼休みには参加者の家族や友人などを対象にした体験会を開くほか、地元企業、スポーティフ協賛によるランチ提供やアフターレースパーティも行う予定。

 安さんは「アウトリガーカヌーは未経験者でもその日から楽しめるスポーツ。参加チームは初心者歓迎で体験会も行う予定なので、茅ヶ崎に遊びに来てわたしたちと『Ho’aikane』していってほしい。この大会が競技を始めるきっかけになればうれしい」と話す。

 参加料は1チーム2万4,000円(3種目)。参加賞としてオリジナルTシャツ6枚が付く。エントリー方法はパシフィックビーチクラブのサイトで確認できる。締め切りは7月10日。

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