茅ヶ崎で湘南在住画家メーンの絵画展-美術ファンの要望で復活

90平方メートルの広々したギャラリーにはテーブルと椅子も用意され、コーヒーを飲みながらゆっくり鑑賞できる

90平方メートルの広々したギャラリーにはテーブルと椅子も用意され、コーヒーを飲みながらゆっくり鑑賞できる

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 茅ヶ崎駅近くのハスキーズギャラリー(茅ヶ崎市新栄町1、TEL 0467-88-1811)で現在、湘南在住の画家を中心とする絵画展「海と太陽の茅ヶ崎展」が開催されている。

作品・ポストカードの売り上げの一割は市民活動推進基金に寄付される

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 2002年より辻堂のアート・スペース・キテーネで開催が始まり、「湘南のアートファンに親しまれて好評のうちに続いてきた」同展。画廊閉鎖により2007年でいったん開催中止となったが、「多くの地元美術家、美術ファンから当ギャラリーで開催してほしいとの強い要望があり、湘南と日本の美術界をリードする画家24人の賛同を得て3年ぶりに開催する運びとなった」(同ギャラリーオーナーの加藤信吾さん)。

 「『海と太陽』に象徴される湘南の風土に育まれた感性によって描かれた作品は、油絵をメーンに水彩、デッサンなど全48点。出品するのは土井俊泰さん、岩本和子さん、入江観さんら茅ヶ崎市在住の19人をはじめ、藤沢市の田澤茂さん、平塚市、大磯町などの画家ら24人。出品画家の1人田澤茂さんは「世の乱れた時代に、絵を描いて精神を静めてゆける画家は幸せだと思う。今年も光り輝く色彩と造形で新しい時代に向かっていく」と抱負を寄せる。

 加藤さんは「1996年にギャラリーをオープンして以来、ここまで多様な絵画の集大成となる企画展は初めて。湘南の美術を育む風土、青い海と光り輝く太陽、そんな自然豊かな風土の中に育った湘南の画家たちのアートをぜひ堪能してほしい」と話す。「絵画とともに企画展のイメージに合う音楽とコーヒーも用意したので、ゆったりしたひとときを楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は11時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。7月1日まで。作品、ポストカード、コーヒーの売り上げの一部は茅ヶ崎市市民活動「げんき基金」に寄付される。

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