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茅ヶ崎漁港で相模湾の鮮魚を販売する「さかなの市」-開始30分で売り切れも

例年多くの買い物客でにぎわう茅ヶ崎漁港荷さばき所

例年多くの買い物客でにぎわう茅ヶ崎漁港荷さばき所

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 茅ヶ崎漁港の荷さばき所(茅ヶ崎市南湖6)で10月19日、相模湾でとれた新鮮な旬の魚を販売する「さかなの市」が開催される。主催は茅ヶ崎市漁業協同組合。

品目は天候により異なるがキンメダイなどが水揚げされることも

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 相模湾岸沿線のほぼ中央に位置し、市のシンボルである烏帽子岩を見渡す景観に位置する同漁港。1951(昭和26)年に、利用範囲を主に地元漁業とする第1種漁港として指定され、現在までに防波堤、護岸、波除堤、物揚場、船揚場、荷さばき所などを整備。沿岸漁業の拠点となり、船引き網、地引き網、刺し網などによりシラス、イワシ、アジ、サバなどが水揚げされているほか、一般向けの沖釣りや磯釣りなどを行う多数の網元が営業する。

 同市は、「広く市民に水産業を紹介するとともに、漁港を海のふれあいの場として新しい水産業の展開と地域漁業の活性化を図るため、1992年9月に初開催。翌年から6月、台風シーズンを避け10月に開催するようになった」(茅ヶ崎市漁業協同組合の米山時晴組合長)という。

 販売品目は主に相模湾でとれた旬の鮮魚や干物などの加工品で、生シラスが販売されることもある。販売品目や価格は天候により異なるが、開始30分ほどで売り切れてしまう状況で、茅ヶ崎市役所農業水産課では「開始30分前には行列ができ、開始30分後には売り切れるほどの人気イベント。今回も多くの客足が予想される」と話す。

 開催は9時から(売り切れになり次第終了)。当日は漁港広場駐車場が利用できる。

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