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江ノ電と愛好家がコラボして「ラーメンチケット」 公共交通使って食べ歩き

チケット販売を知らせるポスターを手に笑顔の「ラーメンボディーメーキャップアーティスト」和田幸之さん

チケット販売を知らせるポスターを手に笑顔の「ラーメンボディーメーキャップアーティスト」和田幸之さん

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 藤沢・辻堂のラーメン店15店舗で使える「ラーメンで藤沢・辻堂を盛り上げるチケット」が現在、販売されている。江ノ島電鉄と地元ラーメン愛好家がコラボして実現した。昨年2月に続き2回目。

萩原家の「限定ラーメン」

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 同チケットは、連携ラーメン店15店舗で指定のラーメンを3杯食べられるデジタルチケット。小田急電鉄が運営するMaaS(マース)アプリ「EMot(エモット)」とウェブサイト「EMotオンラインチケット」で販売している。テーマとして公共交通活用を推進する「湘南MaaSの実現」を掲げている。

 参加店の選定などは地元・藤沢のラーメン愛好家で「ラーメンボディーメーキャップアーティスト」の和田幸之さんが担当した。和田さんは「前回は藤沢だけだったが、今回は辻堂エリアも楽しめるよう広範囲から『駅から徒歩5分以上』の距離で、老舗や地元の思い入れのある店、新店舗などバランスを考え、人気店ばかりではなく、『実力がある店』という基準で選んだ。個性的で幅広いジャンルのラーメン店と、お薦めの一杯ばかり」と話す。

 購入者を対象に、シェアサイクルで巡るスタンプラリーも同時開催。ラーメン店15店に加え、江ノ電が運営するシェアサイクルステーション3カ所の計18カ所のうち6カ所のスタンプを集めると、抽選で景品が当たる。

 和田さんは「最初の10日で700枚くらいのチケットが購入された。公共交通でのラーメン店巡りを楽しんでほしい。公共交通を活用すると、渋滞や排出ガスが減る。ラーメンを食べながら環境を考え、歩いたり自転車に乗ったりして健康になってもらえたら」と話す。

 価格は2,250円。4月30日まで。

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