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ごみの駆け込み寺「湘南ecoベース」が受け入れ開始から1カ月

湘南ecoベース内で笑顔を見せる所長の西川健太郎さん

湘南ecoベース内で笑顔を見せる所長の西川健太郎さん

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 藤沢市遠藤で、家庭で出た粗大ごみや不燃ごみや家電の受け入れ回収を行う施設「湘南ecoベース」(TEL 0466-53-8712)が本格稼働を始めて1カ月たった。

今年8月に稼働を始めた「湘南ecoベース」の外観。

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 市内で廃棄物の収集運搬と中間処理を請け負う事業所「服部商店」が運営する市内で4つ目の施設。一般家庭のごみを受け入れる仕組みで、藤沢市では初の取り組み。

 所長の西川健太郎さんは「許認可が降り、8月2日から本格的に稼働を始めることができた。家庭の不用品を受け入れ、可能な限りリユースを推進することがテーマ。引っ越しや生活環境の変化で不用な品が出ることがあると思うが、公共のごみ回収サービスは決められた曜日や日にちなどに制限があるので、うまく折り合わない場合もある。そんな時に、気軽に持ち込める『ごみの駆け込み寺』として覚えてほしい」と話す。

 ごみは種類によって持ち込み金額が異なり、例えばウエットスーツで500円、おもちゃ1袋500円、ベビーカー800円など、規定の「お持ち込み料金表」を参考に、持ち込んだ側が費用を支払って回収を依頼する。西川さんは「今後は、施設内に整備品や修理品を並べることのできるショールームも併設したい。ごみをごみのままで終わらせず、新たな持ち主の元で再度家具や家電として使われることを目指す」と話す。

 営業時間は10時~15時。土曜・日曜・祝日営業。持ち込みが難しい場合は自宅へ回収に来るサービスも有料で提供するという。

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