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慶応湘南藤沢キャンパスで「藤沢市民講座」-ものづくりテーマに

コエボハウス(慶應型共進化住宅)の様子

コエボハウス(慶應型共進化住宅)の様子

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 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(藤沢市遠藤)で11月1日から、「2014年度藤沢市民講座『ものづくり×SFC』」が開催される。

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 同講座は、湘南藤沢キャンパスが開設当初より藤沢市からの受託事業として開始。「地域に開かれた大学」というSFCの理念に合致していることから、現在まで20余年継続している。今回のテーマは「ものづくり×SFC」。同キャンパスでは、今春より新しい「Fabspace(ファブスペース)」を設け、より高精細な出力が可能な新型の3D プリンターやさまざまな素材を切断できるカッティングマシンなどを設置。「さまざまな分野における『ものづくり』を市民の皆さまに紹介したく、同テーマにした」と担当者は話す。

 第1回は「健康・安心・省エネを同時に実現する住宅~コエボハウスの挑戦」と題し、講師は同大学大学院政策・メディア研究科・環境情報学部教授の池田靖史さん。新しい木造工法を開発し、居住者の活動をセンサーで見守りながら家電設備から窓の開閉までを総合的に制御するスマート住宅を開発する産学連携プロジェクトが実験実証のために建設した「コエボハウス(慶應型共進化住宅)」と、その試みを紹介する。

 第2回(11月29日)は「3Dプリンタの過去・現在・未来」、第3回(12月13日)は「スポーツウエア・スポーツ用具の開発と記録への貢献~2020東京五輪・パラ五輪に何が登場するか?~」となっている。

 第1回の講演日時は、11月1日14時~16時(質疑応答30分含む)。受講無料だが、事前申し込みが必要(藤沢市在住・在勤・在学の人に限る)。講演終了後、希望者はコエボハウスの見学ができる。

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