葉山御用邸近くに通年営業の「海小屋」-ライフスタイル提案を柱に

レストランウエディングの控室に使われていた建物を改装した「海小屋」

レストランウエディングの控室に使われていた建物を改装した「海小屋」

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 葉山・一色海岸のビーチハウス「UMIGOYA(海小屋)」(三浦郡葉山町)が昨年12月6日、通年営業の「UMIGOYA Style & Cafe HAYAMA」(葉山町、TEL 046-876-6575)をオープンした。

店内はリラックスできる空間を意識したインテリアでまとめた

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 同店オーナーの村野義哉さんは「これまで夏限定で『MANA』と『ANNEX』の2つのビーチハウスを展開してきたが、葉山のロケーションを存分に生かしたライフスタイルを通年提案する海小屋を作りたい」と出店を決めたという。

 葉山海岸バス停から徒歩約3分の閑静な住宅街に位置する同店は、昭和に建てられた平屋の木造一戸建て家屋(48坪)を改装したもの。外壁を覆う柵やエントランス周り、床の張り替え、建物を一周するウッドデッキ、内部空間を自在に振り分けできるガラス戸など、村野さん自らが約2カ月かけて完成させた。

 提供するメニューは熱帯、亜熱帯地方の島料理がメーン。村野さんが「奄美のおばあに教えてもらった」という「鶏飯」(1,000円)や、青パパイヤのいため物、タコと海藻の酢みそ和え、油ソーミンなど7品をセットにした「奄美大島御膳」(1,200円)などのほか、「ゲスト料理人が日替わりで京ばんざい、タイ料理、マクロビオティックのスイーツ、イタリアンなどを提供する」という。夕方からは佐島で仕入れたイワシのマリネやフリッターなど、500円~1,000円程度のタパス的な料理をメーンにし、ディナーは予約制の形式をとる。

 併設する「UMIGOYA SPA」では、英国の国際試験機関ITECの認定を受けた妻の奈々子さんを中心にアロマトリートメントを、「UMIGOYA STUDIO」ではビーチハウスで行ってきたヨガやケイキフラなどの子ども向けレッスン、葉山在住のカメラマンによる写真展、アコースティックライブなども今後開催していくという。

 村野さんは「コーヒー1杯から気軽にリラックスしに来てほしい。人やもの、情報など、さまざまな出会いの場としての機能が果たせれば」と話す。

 営業時間は10時~21時。不定休。テラス席はペット同伴も可。

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