鎌倉のカフェ「トムネコゴ」2階に日常着メーンのセレクトショップ

暮らしの中の1シーンのような、ライフスタイルが感じられるディスプレー

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 荏柄天神社近くのカフェ「トムネコゴ」(鎌倉市二階堂、TEL 0467-23-7947)2階に2月22日、日常着のレディスウエアや皮小物などを扱うセレクトショップがオープンした。

カフェの建物を左に回り込み、外階段を昇った2階が店舗

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 店舗面積は12坪。2年前に吉祥寺から鎌倉に転居しカフェを開いた平良巨(なお)さんの妻、ちさとさんが出店した。店は、家主が物置として使用していた和室6畳・4.5畳、キッチン、バストイレの2Kの間取りのまま。床を板張りに、天袋の戸を裏返して木目を見せ、バスルームを試着室に改装した以外は柱や砂壁はそのまま使い、セレクトした陳列棚などを運び込んだ。木造家屋の懐かしさを感じる雰囲気を残す。

 取り扱う洋服は、「NATURAL LAUNDRY」と姉妹ブランドの「grin」がメーン。両ブランドともコットンなどの自然素材を使い、水洗いや製品染めなどの加工を施した自然な風合いのデーリーウエアが特徴で、平良さん自身4年間NATURAL LAUNDRYのショップに勤務した経験をもつ。これらのウエアに合わせ、同じ鎌倉で靴工房を構える「てのひらワークス」(西御門1)が手がける財布やバッグなどの皮小物、平良さんと彫金を行う友人が立ち上げた「good morning family」が作るアクセサリーや手彫りのキーホルダーなどもそろえる。

 価格帯は、カットソー=7,000円前後、春物ジャケット=1万~2万円、パンツ=1万~1万5,000円。皮小物=3,000円~3万円。アクセサリー=500円~3,000円。

 平良さんは「ずっと大切に着られる服がコンセプト。それだけに素材はしっかりしており、家庭で洗えるものが多い。シンプル過ぎず、流行を追いすぎないデザインのものをそろえている」と話す。「ここで見つけた服を、何年後かに『まだ着られるんだ』と長く愛用してくれたらうれしい」とも。

 営業時間は12時~17時(土曜・日曜は10時~14時)。火曜・祝日定休。

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