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江ノ電沿線でAR活用キャンペーン IT企業とコラボ、デジタルアート手軽に

AR(拡張現実)を活用し、イラストレーター、ジュジュタケシさんのキャラクターと風景を合成する様子

AR(拡張現実)を活用し、イラストレーター、ジュジュタケシさんのキャラクターと風景を合成する様子

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 AR(拡張現実)技術を活用してアート作品を創作してもらう「SHONAN NFTアートコンテスト」が現在、江ノ島電鉄沿線で開催されている。

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 NFTアートとは、代替不可能性を保証する技術を使ったデジタルアート作品のこと。同コンテストでは横浜市のIT関連会社イージェーワークスが同電鉄とコラボ。湘南地域内外のクリエイターや一般の人を対象に、「湘南」をテーマとしたアート作品を募っている。集まったアート資産をNFTとして未来に継承し、新たな湘南文化を創出することを目的にしているという。

 同キャンペーンでは、、イラストレーター「ジュジュタケシ」さんのキャラクターと風景を合成したコラボレーション作品を創作してもらう。江ノ島電鉄の4駅に張り出したキャンペーン参加ポスターや電車内の中づりポスターの2次元コードを読み込むことで参加できできる。

 同社バリューデザイン事業部の沢田貴史さんは「地元クリエーターの作品と、参加者のお気に入りの景観とをコラボレーションさせたアートを手軽に生成することができる」と話す。「観光客が湘南の景観をいかした参加体験型ARを楽しむことにより、リアルとデジタルの相乗効果を生み出し、新たな湘南地域の魅力発信やコンテストの認知、参加を促進することを目指す」とも。

 創作したアート作品はコンテストの「ポスターAR賞」に応募することができ、ジュジュタケシさんが審査員を務め最優秀作品を選定する。最優秀作品には賞金1万円を授与。NFT化も行う。

 キャンペーン参加ポスターを張り出しているのは、江ノ島電鉄の藤沢駅、江ノ島駅、鎌倉高校前駅、鎌倉駅の各ホーム。作品の募集は8月31日まで。

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