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藤沢で「グル麺コンテスト」初開催-地産地消・地域活性化図る

ゲスト部門も合わせて27品のオリジナル麺料理が味わえる

ゲスト部門も合わせて27品のオリジナル麺料理が味わえる

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 藤沢市は11月20日、市制施行70周年記念事業として、地元食材を使用したオリジナル麺料理からグランプリを決める「湘南藤沢グル麺コンテスト」を開催する。

タコウインナーをサーファーに見立てたた地区代表部門の「波乗りラーメン」

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 新しい名物料理を作り出し、地産地消の推進・地域商業・観光活性化の起爆剤にしようと開催する同イベント。料理には藤沢産の小麦や野菜を使用。市では、遊休農地の解消や有効活用を目的に2004年から小麦栽培を開始。次第に収穫量が増え、現在では学校給食などにも使われている。

 コンテストに参加するのは、市内飲食店を中心とした一般公募部門9団体と、公民館などでサークル活動をする地区代表部門13団体。出品作は「藤沢柚子塩うどん」「波乗りラーメン」「フィットチーネの牛煮込みソース」「昔のソースやきそば」など、各種麺料理がそろう。出品料理はいずれもハーフサイズで、価格は一般公募部門=300~400円(1団体あたり300~400食)、地区代表部門=100~300円(同150~300食)。

 グランプリは、グル麺購入者が投票するおはじきの重さに、審査員がつけた順位倍率をかけて算出した重量で決定。審査委員長は、「トゥーランドット游仙境」のオーナーシェフ・脇屋友詞さんが務める。グランプリ獲得作品は湘南藤沢ご当地グルメとしてプロモーションを実施するほか、協賛企業のセブン-イレブン賞受賞作は、同社で商品化を検討していく。

 ゲスト部門として、同市の協同モデル事業として開発された「藤沢炒麺」、B-1グランプリで殿堂入りしている「富士宮やきそば」、今年の同グランプリで5位入賞の「三崎まぐろラーメン」、姉妹都市として「松本手打ちそば」なども出品する。

 同コンテスト実行委員長の熊澤昇さんは「藤沢産の食材を利用した新たな名物料理を生み出し、市内の商業・観光・農水産業などの活性化につなげていきたい。多くの麺料理を味わってもらい、ぜひお気に入りの料理に投票してほしい」と話す。

 開催時間は10時~15時。雨天決行。会場は、同市鵠沼東の奥田公園前多目的広場と隣接する市民会館前広場。問い合わせは実行委員会(TEL 0466-50-3530)まで。

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