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江ノ島駅近くのギャラリーで鎌倉在住画家個展-海を描くために移住

亀山さんの作品「朝陽の海」
東の空に昇る朝陽からのエネルギーを描いた作品。

亀山さんの作品「朝陽の海」 東の空に昇る朝陽からのエネルギーを描いた作品。

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 江ノ島駅近くの「ギャラリーT」(藤沢市片瀬海岸1)で3月6日から、亀山和明・絵画個展「鎌倉の海・光の印象」が開かれる

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 鎌倉在住の画家・亀山さんの鎌倉の海の絵、約30点を展示・販売する同展。主に七里ガ浜で描いたアクリル、油彩、不透明水彩の作品が並ぶ。亀谷さんが描いているのは「ただの風景画ではなく、季節や、天気や、時間帯によってさまざまに変化していく海や空の表情と、そこにいる『人々の姿』によって作り出される『映画のワンシーンのような風景』を主題にしている」とのこと。

 亀山さんは1960(昭和35)年生まれ。愛知県出身で、海を描くため2002年に鎌倉へ移住。それからは自身が在住する「鎌倉・七里ガ浜」の毎日を見つめ、日々海を描き続け、12年間に約4000点の作品を制作。自身、海を描いている画家という意味の「海画家」と称している。

 亀山さんは「ここに来た当初より七里ガ浜も観光化され、以前よりはにぎやかな印象は受けるが、海を訪れる時の人々の表情は一様に晴れやかで安らぎをたたえているように思う。海と向き合ったときの安堵(あんど)感というものは、時がたっても変わらないだろう。そこが海を描き続ける理由でもあるし、今、僕が画家を続けていられるのは海のおかげだと思っている」と話す。

 開催時間は10時~18時。3月11日まで。

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