湘南ベルマーレがJクラブ初の「地ビール」-地元オレンジ「湘南ゴールド」使用

ラベルにチームのエンブレムを大きく配した「ベルマーレビール」

ラベルにチームのエンブレムを大きく配した「ベルマーレビール」

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 湘南ベルマーレ(平塚市中堂、TEL 0463-25-1211)は6月28日、オリジナルビール「ベルマーレビール」の販売を開始した。製造は、地ビールメーカーの「サンクトガーレン」(厚木市)で、Jリーグクラブで地ビールを販売するのは初めて。

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 同商品は、神奈川県が開発した新種オレンジ「湘南ゴールド」を使用したフルーツビール。日本の酒税法では、ビールの原料として果物の使用が認められていないため「発泡酒」という表記で販売する。

 「湘南ゴールド」は、神奈川県西部で取れる「ゴールデンオレンジ」と「温州みかん」を交配したかんきつ類で、県が12年かけて開発し、2006年から出荷を開始した。さわやかな香りと酸味を抑えた甘み(糖度12%)が特徴。

 同社広報担当の遠藤さちえさんは「地元の皆さまに支えられているチームとして、地元に恩返しするために地元の素材を使用したかった」と話す。「湘南ゴールドは神奈川県のオリジナルみかんとして誕生し、他のみかん大国に勝負を挑むべく育成されている姿はチームの現状と重なる。ともに大きく育っていきたい」とも。

 販売は平塚競技場内の飲食売店、場外の総合案内所。価格は550円。ベルマーレタンブラー持参の場合は450円(場内売店のみ)。今後、地元飲食店や酒販店、オンラインショップへの販路拡大を予定している。

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