茅ヶ崎・熊澤酒造併設の料理店に多目的空間-米蔵を改装して有効活用

創作料理店「天青」に設置された多目的スペース「麹室」。ガラス越しに酒蔵のタンクや作業場が見える。

創作料理店「天青」に設置された多目的スペース「麹室」。ガラス越しに酒蔵のタンクや作業場が見える。

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 茅ヶ崎で日本酒や地ビール「湘南ビール」の製造を手がける熊澤酒造(茅ヶ崎市香川7)に併設されている創作料理店「蔵元創作料理 天青(てんせい)」(TEL 0467-52-6115)は8月20日、さまざまなイベントに活用できる多目的スペース「麹室(こうじむろ)」を設けた。

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 「天青」は酒蔵の一部である貯蔵蔵を改装した店舗。増床した「麹室」は、店舗に隣接する米蔵を改装してできたもの。壁の内側にレンガ壁が残っており、その空間を有効活用しようと建物を補強して完成させた。「昭和初期に蔵元が自ら設計して作らせたもので、当時は麹を作る部屋として使うためのものだった」とホールチーフの田中さん。「麹室のガラス越しに酒蔵のタンクや作業場が見え、臨場感あふれるスペースができた」という。

麹室の面積は10坪、席数は30席。法事や慶事ほか、平日限定でスイーツ・ドリンクセット付きのカルチャースクールやワークショップ、各アート展示会、ランチ会議などの利用を想定している。

 併せて、「天青」は酒に合う一品料理の提供を開始した。「酒と一品料理だけでも店に足を運んで、気軽に過ごしてほしい」と田中さん。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時。第3水曜定休。

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