鎌倉・西口にソーセージカフェ「腸詰屋」-地元購買層の拡大目指す

カフェを併設したソーセージ店「腸詰屋鎌倉西口」が3月1日にオープン。地元購買層の拡大を目指す。

カフェを併設したソーセージ店「腸詰屋鎌倉西口」が3月1日にオープン。地元購買層の拡大を目指す。

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 鎌倉駅西口に3月1日、ドイツ製法で作られる生ハムやソーセージを販売するカフェ併設店「腸詰屋・鎌倉西口店」(鎌倉市御成町、TEL 0467-33-4986)がオープンした。

ドイツの田舎の肉屋をイメージした店内では、駅前ということもあり、次々に地元客や観光客が訪れる。

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 軽井沢に本店を持つ同店は、約8年前から鎌倉・小町通りに店舗を構えた。観光客が多い小町通りと異なり、地元客も多い西口エリアに店を構えることで、「地元のさまざまな年齢層の方に、家庭用として安心・安全なおいしいソーセージやハムを届けたい」と同店を開いた。

 腸詰屋は、獣医だった三日市達夫さんが、ドイツ・ブレーメンで安心・安全な食材を使ったソーセージの製法を学び、国内の食育に役立てればと日本で開業した。防腐剤や増量剤など添加物を一切使わず、国産肉、天然の羊腸を使って作られている。

 ソーセージなど各種商品の販売がメーンの同店では、ビールや手作りソーセージのテークアウト販売を行うほか、店内で飲食できるカフェスペースを設けている。比較的カジュアルな装いの小町通り店に比べ、ドイツの田舎の肉屋をイメージして木目や黄色い壁などで重厚な雰囲気に仕上げた。本場ドイツで学んできたマイスターも店内に常駐し、「おすすめ」商品や食材の使い方などもアドバイスする。商品は生ハム(約1,000円~)や新商品のカレー味・ソーセージなど。シチリアの豆を使ったコーヒーにもこだわっているという。客単価は約1,000円。

 営業時間は11時~20時。今後、手作りソーセージ教室なども随時開いていく予定。

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