葉山芸術祭で仁礼博さんが写真展-海辺の宇宙をビビッドに表現

仁礼さんの感性で葉山の海と海辺のさまざまなシーンを生き生きと描写。

仁礼さんの感性で葉山の海と海辺のさまざまなシーンを生き生きと描写。

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 葉山のフォトスタジオ「Bula!! Studio Hayama」(葉山町一色)で4月29日より、仁礼(にれい)博さんの写真展「HAYAMA VIVID『海のかけら』」が開催される。

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 東京出身の仁礼さんは「さまざまな文化を生み出してきたオアシスとしての海の家」に引かれ、友人が先に葉山に移り住んだことなどもあり9年前に葉山に転居。職業カメラマンとして音楽を中心に雑誌、ファッションなどさまざまな仕事に携わり、東京スカパラダイスオーケストラやEGO-WRAPPIN’、宮沢和史さん(THE BOOM)の撮影などを長く行うほか、糸井重里さんが運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」で8年前から「写真で深呼吸」の連載も持つ。会場となる同スタジオは、葉山の海や自然を感じながらさまざまな作品作りをするために、写真家のミヤジシンゴさんとともに3年前に設立した。

 「海・浜」をテーマに葉山に住むアーティストが参加する葉山芸術祭の一環として開かれる同展は、「遊んだり、散歩をしたりしていつも見ている風景も、見る角度や方法、光と影、風などによって違う世界が見えてくる」と企画。スタジオでの写真展に加え、「アートを多くの人にもっと身近に感じてほしい」と、真名瀬バス停横のボート置き場でも同テーマの屋外展示を行う(5月16日まで)。

 仁礼さんは「光と形で現れた海辺の宇宙をビビッドに表現した。この時期の葉山はとても気持ちがいいので、まったりといろいろな催しを回って自由に楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は11時~17時。5月5日まで。期間中はミヤジシンゴさんの写真展「犬と飼い主」のほか、家族・友人・ペットなどとのポートレート撮影(1ポーズ8,000円)も行う。

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