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藤沢に市内初の行政設置ドックパーク-広さは1200平方メートル

県道側から見たドッグパーク

県道側から見たドッグパーク

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 藤沢の引地川親水公園(藤沢市大庭中沢)内に4月14日、市内初の行政設置によるドッグパークがオープンした。同施設は、リードなしで犬を自由に遊ばせることができる広場。大型・中型・小型犬用にエリアが分かれており、広さは1200平方メートル。

3月に行われたオープニングセレモニーの様子

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 同園は、良好な水辺空間の形成を図るために、旧建設省の「ふるさとの川モデル事業」指定を受け河川改修事業と一体的に整備が進められてきた。広い芝生の広場があり、園内には湿性植物園や、藤棚、ツツジの丘、桜並木などもある。河川区域内には緩やかな芝生の護岸や、親水広場、水と石の広場など、水とじかに接することができる施設も整備されている。

 運営管理を行うのはNPO法人「湘南にドッグランを作る会」。2007年にNPO法人化する以前から藤沢市に陳情活動などを行い、「家族の一員」として犬との共存を実現させるべく、さまざまな活動を続けてきた。保護ペットの里親探しや、犬のしつけ教室、レスキュー犬のデモンストレーションなどを随時開催。同施設オープンに関しては、「モデルケースになるようなドッグランを目指す」という。

 施設整備を行う藤沢市まちづくりみどり推進課の堀井さんは「市民の方々が楽しく使える施設で、愛犬家の皆さまの情報交換の場所になれば」と期待を寄せる。

 営業時間は、3月~10月=6時~19時、11月~2月=7時~17時。利用は無料。事前に登録説明会を受講することが必要で、当日登録はできない。ワクチン接種確認や、利用規約に同意することなどが条件となる。講習会は月に2~3回実施しており、予定はホームページで確認できる。

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