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鎌倉の一軒家で16人のクラフト作家展 「ブローチ博覧会」も

再生粘土を使う電動ろくろワークショップ。作家のサポートがあるので誰もが気軽に陶器を成形できる

再生粘土を使う電動ろくろワークショップ。作家のサポートがあるので誰もが気軽に陶器を成形できる

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 鎌倉の一軒家「garden&space くるくる」(鎌倉市由比ガ浜2)で5月28日・29日、クラフト作家の作品展示販売とワークショップを行うイベント「作るひと」が開かれる。

企画メンバー自身がクラフト作家で、それぞれが手にしているバッグも作品。当日は受け付けに、自分のブースにと忙しくなりそうだが「自分たちがやっていて楽しいのだから大丈夫」と話す

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 企画したのは、ものづくりのイベント会場などで知り合った3人の女性クラフト作家。作家活動以外でもそれぞれの得意分野があり、それらを生かせば自分たちらしいイベントが運営できることに気付きプロジェクトを立ち上げた。コンセプトは「自分たちが楽しいことを形に」。「作家自身が楽しいことは、作ることでつながる人たちも楽しいはず」と考えた。

 飾り物ではなく日常で使えるものを作る作家たちに声を掛けると、白磁の絵付け、籠作り、草木染、アクセサリー、刺しゅう、フェルト、タイルクラフト、木工、皮革バッグ、バンド飾り、陶芸、染色など16人が集まった。

 作品を展示販売するだけでなく、ほとんどのブースでワークショップも行う。来場者はお気に入りの作品と出会えば、その手作り体験もできる仕組みだ。28日はフィンランド発祥のアップサイクルイベント「ジャパンクリーニングデー」に当たるため、陶器作りの際に出る削りかすを練り直した再生粘土を使う電動ろくろでの作陶、着物の端切れで作るリース、市販のお菓子の袋で作るポーチなど、リユースやリサイクルではなく物に新しい価値や有用性を見いだすワークショップも開く。子どもや男性向けのワークショップのほか飲食ブースも用意する。

 入り口そばのスペースでは「ブローチ博覧会」を開く。今回出展した作家全員が各自の技法でブローチを作って展示販売する。実行委員の薄井麻子さんは「せっかく集まるのだから、みんなが同じテーマの作品を作って並べようと企画した。ブローチなんて作った経験が無いという作家さんもおりチャレンジだったが、素材も色も形も異なる魅力的な作品が集まっている」と話す。

 開催地を鎌倉に選んだのは、芸術に理解があり文化度も高い土地柄だから。江ノ電の線路の脇にある同会場も、一軒家のたたずまいや庭の雰囲気を見てメンバー全員が気に入ったという。

 「来場者に喜んでいただくことはもちろん、作家さん同士のコミュニティーを作るきっかけにもしたい。ノウハウを共有したり、資材の確保や融通し合ったりとお互いに協力できる関係を構築していければ」と薄井さん。「季節ごとの作品を作る作家さんが多いので、これを機に春と秋の年2回定期開催していきたい」と抱負を話す。

 開催時間は11時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。一部ワークショップなどは予約が必要。申し込み方法などはフェイスブックページで確認できる。

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