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鎌倉海浜公園で市民による「鎌人いち場」 200超のブースが出店

前回は1万5000人が集まった会場。今回は205のブースが出店する

前回は1万5000人が集まった会場。今回は205のブースが出店する

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 鎌倉海浜公園由比ケ浜地区で10月4日、第13回「鎌人いち場(かまんどいちば)」が開かれる。

個人出店のブースでも会話が弾み、つながりが生まれる

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 鎌倉NPOセンターの10周年記念事業として、2009年にスタートした同イベント。地域の人と人をつなげることを目的に毎年春と秋に開かれ、前回は約1万5000人を集客した。

 今回も「つながる ひろがる!コミュニティー・マーケット」をテーマに、「売る場」「食べる場」「交わる場」の3エリアで構成。それぞれに趣向を凝らした出店ブースやイベントスペースを配置する。

 「売る場」は、アート・クラフト、特産品、リサイクル品のほか、ファーマーズマーケットには人気の鎌倉野菜も並ぶ。「食べる場」は市内の店舗を中心に出店。「交わる場」では個人・団体の活動報告や情報提供、ものづくりや体験型のワークショップ、特設ステージでのライブパフォーマンスなどを行う。

 会場には鎌倉市非公認マスコット「おちむん」や藤沢市の魅力を伝えるキャラクター「江ノ島さんぽちゃん」が登場するほか、「鎌倉もののふ隊」による鎧兜(よろいかぶと)が着用できる「もののふ体験」、救急車の車内見学、東北物産販売のブースなども出店する。

 回を重ねるごとに出店希望者が増え、今回のブース数は205。事前説明会を行い、全出店者に「そこに行ったらみんながいるコミュニティーマーケットであること」「参加者主体の場であること」「鎌倉を愛し地域に根ざした未来創りに貢献すること」という理念を理解してもらったという。

 同イベントは、市民有志による実行委員と当日のサポートを行う「お助け隊」によって運営されるが、今回初めて「お助け隊」に鎌倉高校の生徒30人が加わり、会場整理や案内、食器回収ブースなどを担当する。

 実行委員長の森下真司さんは「鎌倉を愛し、地域に根ざした未来創りを考えながら、参加者みんながつながる楽しい『いち場』を創りたい。理念を理解した老若男女に参加していただき、出店者と来場者が一体となって盛り上がりたい」と話し、「今回も『ゴミゼロ』を目指し会場にはごみ箱を置かないので、マイバッグ、マイカップ、マイプレート、マイ箸などの持参を」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~16時。雨天などで中止の場合はホームページやフェイスブックページで知らせる。

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