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鎌倉を浴衣姿で歩いて楽しむツアー 特別体験や限定メニューも

浴衣姿で鎌倉を歩く。非日常の体験を通して鎌倉の良さを再認識できるという(昨年の様子)

浴衣姿で鎌倉を歩く。非日常の体験を通して鎌倉の良さを再認識できるという(昨年の様子)

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 鎌倉市観光協会(鎌倉市御成1)は8月25日、鎌倉プレミアムツアー「夜の長谷地区を回遊しよう~ゆかたウオーク」を開く。

この日の参加者だけに提供される「茶寮いの上」の特製かき氷。「長谷の灯かり」をイメージした鮮やかな色のシロップやマシュマロが特徴。食感も楽しいという 

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 同協会は「鎌倉の美しい自然、着物の似合う街」をテーマにイベントを展開し、毎年8月は浴衣姿で歩くと55店で割引や記念品のサービスが受けられる「ゆかたサービス」を行っている。同ツアーもその一環で今年が6回目。同観光協会の大川美紀子さんは「今年は鎌倉駅周辺だけでなく、『長谷の灯かり』という夏の夜を楽しむイベントに合わせ、長谷エリアの魅力にも触れてもらおうと企画した」と話す。

 当日は鎌倉駅前の同観光協会事務所で9時から受け付けを始め、若宮大路にある「鎌倉フォーチュン占い」のプチ占い券、「茶寮いの上」の特製かき氷引換券、江ノ電「鎌倉駅・長谷駅往復乗車券」、オリジナル「鎌倉納涼うちわ」を進呈する。浴衣姿の参加者は各自で券を使いながら自由に散策。幻想的な「長谷の灯(あ)かり」をイメージしたシロップなどで彩られた特製かき氷は、この日の参加者だけが味わえる。

 16時45分に長谷の中華料理店「華正樓」に集合し、全員で限定コースメニューの夕食を楽しむ。18時30分からは鎌倉ガイド協会のガイドの案内で長谷寺、光則寺、高徳院(鎌倉大仏)を散策。普段は貸し出しを行っていないLEDの特製ちょうちんを手に歩く。各寺院での優先入場や、光則寺では本堂の鎌倉彫でできた天井の特別拝観など特典を用意する。

 20時30分のツアー終了時に進呈する「江ノ電特製手拭い」も非売品。ツアーの模様はリコーの360度カメラ「THETA」で撮影し、画像データを後日提供するという。

 「昨年も『浴衣で歩くと目立つので注目された』『鎌倉らしいイベントだった』と好評でリピーターも増えている」と大川さん。「普段は寺社が門を閉ざしている夜も楽しめる。非日常の浴衣姿で、昼も夜も鎌倉をたっぷり味わっていただければ」と参加を呼び掛ける。

 参加費は5,000円。浴衣レンタルの場合は別途3,000円。浴衣持ち込みで着付けのみの場合は2,000円。雨天決行、荒天中止。

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