「海」でつながるSNS開設-波情報サイト「波伝説」のサーフレジェンド

海に接している人のカテゴリーを越えたSNS「ooceans.net」

海に接している人のカテゴリーを越えたSNS「ooceans.net」

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 全国の波情報を配信しているモバイルコンテンツ「波伝説」を制作・運営するサーフレジェンド(藤沢市辻堂西海岸3)が、「海」でつながるSNS「ooceans.net(オーシャンズネット)」を6月中旬よりオープンする。

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 同サイトは、誰でも簡単に文字や写真、動画を交えて情報発信ができるブログ機能と、同じ嗜好の人やグループをつなぎ合わせ、コミュニケーションを活性化させるSNS機能を基盤としたシステムで、さまざまなカテゴリーのマリンスポーツプレーヤーとグループ、企業、団体、NPOなどが有機的につながることができる「海」のネットワークサービス。

 同社は、海洋気象の研究と、モバイル波情報サイト「波伝説」で培った世界的なネットワークやサイト運営のノウハウを生かし、「美しい海を守り、子どもたちに残したいとの思い」(同社)から同SNSを企画。システム開発は東海オリコミ(静岡県浜松市)が受託し、運営は同社が行う。2008年3月末の会員達成目標は30,000人。2009年3月末には、20万人の会員と40万人の閲覧者によるカテゴリーメディアを目指す。

 同サイトのアドレスヘッドが「oo」で始まるのは、海=oceanを考える前に、丸い地球のことを考えなければと意識したため、「o」+「oceans」で「ooceans.net」。同サイト内には、海と接して生きている人を「海人類」とする系統図が存在し、「サーフィン・ロングボードのプロ」をこの図式に当てはめると、「海人類→サーフィン目→ロングボード科→プロ属」となり、自分の系統図を自身で発見し選ぶことができる。

 同社の小川和幸さんは「今まで『サーフィンならサーフィンだけ』『ウインドサーフィンならウインドサーフィンだけ』という人が多かったが、最近ではいろいろなスポーツを楽しむ人が増えている。コンディションや環境に合わせて遊ぶことの大切さを提案していきたい。地球環境問題についても、一番身近に感じているマリンスポーツプレーヤーたちがまとまって動き出せれば『地球を守れる』と思う。長年にわたり独自の環境保護や安全の啓蒙活動などを行っているグループにも、情報交換・共有・発信・交流の場として同サイトを活用してもらい、『海を守る』さまざまなネットワーク運営のお手伝いができれば」と話している。

 現在は、事前会員登録が行えるプロモーションサイトがオープン中。

オーシャンズネット

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