環境助成金プログラムに顧客の声を反映-パタゴニア

パタゴニア鎌倉ストアの「ボイス・ユア・チョイス」プログラムのディスプレイ。写真右下が投票箱。(写真提供=パタゴニア)

パタゴニア鎌倉ストアの「ボイス・ユア・チョイス」プログラムのディスプレイ。写真右下が投票箱。(写真提供=パタゴニア)

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 アウトドアウエアメーカーのパタゴニア日本支社(鎌倉市小町1、TEL 0088-252-252)は2月26日から、環境助成金プログラムに顧客の声を反映させる独自のプログラム「ボイス・ユア・チョイス-Spring 2009」を実施している。

「ボイス・ユア・チョイス」プログラムのロゴ(関連画像)

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 同プログラムは、期間中の同社製品購入客に投票用紙を配布し、同社が支援する活動分野の中から最も支援したい分野を選択してもらい、投票結果に基づいて助成金を配分し、同社の助成金委員会が別途決定する助成額に加算して環境団体に助成するもの。今回、投票対象となる活動分野は「水域・海洋」「森林」「生物の多様性」「有害物質/核問題」「代替エネルギー」の5分野で、1次審査を通過した計18団体の活動を支援するために寄付される。

 同社では昨年、同様のプログラムを仙台ストア、渋谷ストア、大阪ストアの3店舗に限定して実施。3店舗で計958人の投票があり、その声を反映して160万円の助成金を7つ環境団体と一部は地震の被害からの復興に取り組む団体に寄付した。

 同社環境担当の篠健司さんは「弊社の環境助成活動に顧客の声を反映させるとともに、関心のある環境分野を選択してもらうことで、そこで活動する草の根の環境団体の取り組みへの関心を高め、支援の輪を広げていきたい」と話す。

 助成総額は200万円。投票は3月26日まで。販売チャネルは、直営店15店舗、オンライン/通信販売、正規取扱店約230店舗(一部を除く)。

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