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故・森田監督の「家族ゲーム」を35ミリで上映-茅ヶ崎映画祭の一環で

故・森田監督の「家族ゲーム」

故・森田監督の「家族ゲーム」

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 故・森田芳光監督の「家族ゲーム」(監督・脚本)が5月24日、ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎(茅ヶ崎市茅ヶ崎2)で35ミリ上映される。「第2回茅ヶ崎映画祭」の一環。

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 同映画祭は昨年に続いて2回目。昨年の12作品から今年は19作品に増えた。その初日を飾るのが、茅ヶ崎生まれの同監督がメガホンをとった「家族ゲーム」。平凡な中流家庭を舞台に、高校受験を控えた次男(宮川一朗太さん=デビュー作)のもとにやって来た型破りな家庭教師(松田優作)が巻き起こす騒動をシニカルな笑いとともに描いていく。日本アカデミー賞やブルーリボン賞など、1983(昭和58)年の公開年度の映画賞を席巻した同監督の代名詞的作品。

 この映画で同監督は松田優作と初めてコンビを組んだ作品としても知られる。現在フジテレビでリメークされ、櫻井翔さん主演でドラマ放送中。「家族ゲームには時代を超えて今の日本だからこそ伝わる家族の絆が描かれている」と同実行委員会代表の天野茂明さん。「昔ながらのフィルムで名作を見られる機会を提供できることは非常に光栄」とも。

 映画上映後には、森田監督の妻で映画プロデューサーの三沢和子さんと宮川さんをゲストに招きトークショーを開く。

 開催は20時から。チケットは、前売り=1,500円、当日=1,600円。定員は297席。

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