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平塚のプラネタリウムで「今年の天文現象」先取り再現-はやぶさ2も

平塚市博物館のプラネタリウム投影機「パンドラ」。約4000万個の星を映し出すことができる。

平塚市博物館のプラネタリウム投影機「パンドラ」。約4000万個の星を映し出すことができる。

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 平塚市博物館(平塚市浅間町、TEL 0463-33-5111)3階プラネタリウム室で現在、「2014年の天文現象」が投影されている。

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 毎年この時期のプラネタリウム番組は、その年の天文現象を先取りして行われる。2014年の天文現象のテーマは「赤」。春には火星が約2年2カ月ぶりに地球に接近。9月下旬には、さそり座のアンタレスと並ぶ。10月には約3年ぶりの皆既月食があり月が赤銅色に染まるなど、プラネタリウムのシミュレーション機能を生かし、これらの天文現象を再現する。

 また、今年は、宇宙開発も予定されている。9月には米印の探査機が火星へ到達し、主に火星の大気の成り立ちについて詳しい調査が行われる。11月には欧州の探査機が史上初めて彗星(すいせい)に降り立ち、年末には「はやぶさ2」が打ち上げられる予定。

 「天文現象が起こる理由を知り、従来とは異なる視点で眺めてみると、違った味わい方ができる。今回は月から見た皆既月食や、火星と地球が追いかけっこする様子など、新しい見方を提供している。はやぶさ2については必ず触れている」と同館学芸員の藤井大地さん。

 「どんな天文現象が起きるのか知りたい人、天体観測を始めてみたい人、ロケットや探査機が好きな方にお越しいただければ」とも。

 投影は1月25日(14時~)、26日(11時~、14時~)。観覧料は200円。

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