鵠沼在住のシェイパーが開発した新形状のサーフボード発売

ボードをシェイプするダニー深谷さん

ボードをシェイプするダニー深谷さん

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 鵠沼在住のシェイパー、ダニー深谷さんが経営する「RIPMAX CORPORATION(リップマックスコーポレーション)」(藤沢市本町4、TEL 0466-53-5700)が3月1日、新形状を採用したサーフボードを発売する。

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 ハワイと日本でシェイプをする、同歴30年のダニー深谷さんが開発した新形状SRC(スーパーレーシングチャンネル)は、従来のサーフボードに採用されているサーフボードのボトム(裏側)に削られた溝(チャンネル)にある内側のチャンネルエッジを外側に向け、逆エッジにしたチャンネルシステム。同システムは、深谷さんがスキーの「エッジの重要性」を意識して開発し始めたもので、1988年に試作品を製作したが、コントロール性能の克服ができず一度は断念。その後の長い試行錯誤の結果「リップマックスサーフボード」が完成したという。

 深谷さんは「SRCボトムは、チャンネルのフラット部分とエッジで水流を整え、波のパワーをスムーズに捉えてテークオフのピックアップスピードは従来にない感覚。スピードを保ちながらも安定性をも合わせ持っているので、上級者はもちろん初心者にも対応できる」と話している。

 ボードはすべてオーダーメードで、7フィート以下のショートボード「Hawaii Five-O」(85,000円)、セミロングボード「Hawaiian blue」(97,000円)、ロングボード「Hawaiian Rainbow」(103,000円)ほか。

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