見る・遊ぶ

藤沢市民講座「リオから東京2020へ」 男子体操日本代表監督らが講演

男子体操日本代表監督で総合政策学部専任講師の水鳥寿思さん。リオ五輪でも監督を務め見事な成果を上げた

男子体操日本代表監督で総合政策学部専任講師の水鳥寿思さん。リオ五輪でも監督を務め見事な成果を上げた

  • 0

  •  

 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で11月26日から、2016年度藤沢市民講座「リオから東京2020へ」が始まる。全3回。

豊かな自然に囲まれている慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス。配置などデザインは禅寺をモチーフにしているという

[広告]

 SFCと藤沢市の共催で毎年開いている同イベント。今年は8月に行われたリオ五輪を振り返りながら2020年の東京五輪に向けての課題などを講師陣が多角的に考察していく。

 11月26日の第1回のテーマは「リオ五輪における体操男子の成果と課題」で、講師は男子体操日本代表監督で総合政策学部専任講師の水鳥寿思さん。日本チームはミスが相次ぎ4位通過だった団体予選から見事に逆転し金メダルを獲得、個人総合でも内村航平選手が2連覇を果たした。選手とともに戦う中で見えてきた成果と課題、東京五輪に向けてどう取り組むかなどを監督の立場から考える。

 12月10日の第2回は「2020年のスポーツマネジメント」で、講師は同大大学院健康マネジメント研究科教授の海老塚修さん。激動する経済の中で開催されたリオ五輪から何を学び、世界で5都市しかない2回目の夏季オリンピック開催地として何を将来に伝えていくかなどを考える。

 12月17日の第3回は「大会レガシーとその評価:ロンドン、リオ、そして東京における持続可能性戦略」で、同大大学院政策・メディア研究科特任講師の佐々木剛二さん。ロンドン大会とリオ大会における事例や最新情報に基づいて、東京五輪のレガシー(遺産)の形成や評価について考えていく。

 同大の担当者は「オリンピックイヤーに合わせて競技の現場からマネジメントなど関心の高いテーマで講座を開く。各回とも講演は90分で、質疑応答の時間も30分用意した。若い方から年配の方まで幅広い世代の方に参加いただければ」と呼び掛ける。

 講演時間は各日とも14時~16時。受講無料だが、事前申し込みが必要(藤沢市在住・在勤・在学者に限る)。申し込み方法はホームページで確認できる。

湘南経済新聞VOTE

湘南経済新聞にどんな記事を求めますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース